今日はそこにいた人が、明日いるとは限らない出版業界の不思議。
ご訪問ありがとうございます。
さて、昨夜は世界一遅い新年会と称し、
出版仲間の人たちと昼飲みの聖地・上野で夜飲みしてきました(笑)
バブル時代の出版業界真っ只中にいた先輩たちの
ココでしか聞けない話をいっぱい聞き、
阿鼻叫喚の嵐・・・
いやしかし、ほんとにとても楽しかったです。
またじっくり聞かせていただこう。
気になる!という方はぜひセミナーへ(笑)
週末編は明後日開催ですよ。
というのはさておき、今日のお題について。
ちょっと長いテーマになりましたがご了承を。
以前、一年で1番オファー率が上がるのは
新年あけから2月にかけてと書きましたが、
同時に、3月の年度末にかけては
どこの版元編集さんも異動等で更に忙しくなるようです。
3月になるとその傾向は顕著で、
昨日メールが届いていた編集さんのアドレスが
今日は届かなくなってたなんていうのはザラにあります。
結構入れ替わりが激しい出版業界。
あれ、いなくなったのかなと思ったら、
翌月には「●●社に転職しました」とご連絡いただくことも
ままあります。
しかし、こんな感じでご連絡くださる方はありがたいですが、
中にはぶちっと音信が途絶えてしまう編集者さんもいます。
ちなみに自分が著書を出した際も
もうすぐ刊行という段になって
担当編集さんが変わったことがありました。
まあ、異動というなら致し方ないですし、
どこかホッとするのですが、
それが病気などという話を聞くと
お気の毒に……と思うことも。
ちなみに、精神的なご病気(つまり鬱)でいなくなってしまった方も
これまで大勢いらっしゃいました。
ノルマもあるし、
精神的にハードで繊細なお仕事なんですよね。
以前、打ち合わせをしている際に
「私、先日まで鬱で休職してたんですけど」
と、さらっとぶっちゃけられることもありました。
しかし中には
「私、この仕事を続けて行っていいかどうか悩んでて…」
などと、打ち合わせなのに人生相談みたいになってしまう編集さんも。
今日はいたはずの人が、明日もいるとは限らない。
出版業界を漂う自分の教訓。
だからこそ、今のご縁を大事にしたいと思わずにはいられないのです。