私が出版エージェントになった理由。
超ひさびさの更新です…
今年もよろしくお願いいたします。
さて本日のテーマ。
今週のお題「今の仕事を選んだ理由」だったので、
私事で恐縮ですが、私が出版エージェントになった理由と、
セミナーを開催しようと決めた理由について書いてみようと思います。
実は私、元々、教習所の指導員として15年程勤めていました。
最初は公認教習所→いわゆる一発免許専門の未公認教習所（警察庁認定・特定届出教習所）→そして個人教習所としてフリーランスの指導員として4年ほど。
思えばずいぶん長いこと教習所業界におりましたが、その個人教習所時代に本の執筆というお話をいただいたところから、出版業界という全く違うキャリアへ足を踏み入れることになりました。
ちなみにその本というのはこちら。
いちばんやさしい図解「クルマ」運転術 | 小森 玲子 | 本-通販 | Amazon.co.jp
本名がバレバレですね（笑）
元々、個人教習所時代の生徒さんたちは社会人が多く、
テレビ関係や出版業界など、様々な職種の生徒さんが多かったのですが、
そんな生徒さんたちから聞く別の業界話は、
教習一筋だった自分にとって、とても興味深かったことを思い出します。
そして、そろそろ一旦教習を卒業しようかな…
と思っていた折に、ありがたいことに執筆のお話をいただき、
卒業論文代わりのつもりで書きました。
それが意外なことに当時かなり売れまして、
ラジオやテレビ出演などのお話もいただくようになりましたが、
同時に「車の運転をもっと広く伝えたい」という気持ちが大きくなり、
ドライビングアドバイザーという肩書で活動を開始することにしました。
しかしまた同時に出版業界の裏側も垣間見ることになったわけです。
私は初著書の版元編集さんには一度もお会いすることはありませんでした。
（編プロさん経由のお話だったので）
メールで何度かやり取りしただけです。
また、執筆が終わってから本になるまで
実に1年近く、何の連絡もいただくことはありませんでした。
「本当に本が出るの？？」
と不安に思いながら、ずっと待つしかありませんでした。
そんな中、
「出版業界って、普通の感覚じゃ通用しない世界なんだろうか？」
「一体どういうしくみで本は出せるんだろうか？」
という疑問が次々と沸いてくるのでした。
そしてある日、とあるSNSサイトで某編プロのOFF会があるというのを目にした自分は、この疑問を解決したいとばかりに参加。
そこで
「版元にも色々な事情があること」
「編集者にも色んな人がいる」
ことを知ったわけです。
その後、初著書は無事に世に出ましたが、
著者の立場と版元の事情を垣間見た、ある意味苦い経験から
「双方の橋渡しになれるような仕事がしてみたい」
と思うようになり、
参加したOFF会の主催者である某編プロへ出入りするようになったわけです。
その時、著者としてではなく
裏方としての自分を作ろう、と思い、
もうひとつの名前を名乗ることにしました。
それが「代田橋」。
決めちゃった名前ですが（笑）
『橋』という一字から
「著者と版元との橋渡し」を連想させる名前は
今では偶然ではなかったかなと思っています。
（おまけにインパクトのある名前なので、そこから話題が広がり易い）
しかし、教習しか知らなかった自分がさまざまな世界を知れる
『本』という媒体の魅力に取りつかれ、
さまざまな経験と知識を積んでいくうちに
また別の疑問と壁にぶち当たりました。
「本を出したい人は沢山いるのに、採用されにくくなってきた」
出版不況・業界は右肩下がりと言われて久しいですが、
それが今回、私が出版セミナーを開催しようと思った理由のひとつ。
著者と編集者の気持ちを理解し、
間にいる自分だからこそ見えてきた術を
ご縁のある人に伝えて行きたいと思っています。
というわけで、最後にご紹介ですが（笑）
来たる2月6日（土）、出版セミナーを開催いたします。
少人数でじっくり進めるワークショップ形式で書籍企画を作り上げ、
可能性のある企画は実際に売り込みます。
フィードバックまでのワンストップ出版セミナー。
詳細・お申し込みはこちらまでよろしくお願いいたします↓
出版の可能性がいちばん高い短期集中出版実現セミナー＠1日集中編 | Facebook
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