真田丸に学ぶ、共感を呼ぶ人生のプロフィール。
しばらくぶりの更新です。
このところ、打ち合わせ続きでバタバタしております。
昨日も東京湾が見える版元さんで打ち合わせ。
お天気も良く、いい感じでした。
というのはさておき。
今回のテーマは
「真田丸に学ぶ、共感を呼ぶ人生のプロフィール」について。
今年はTHE・戦国時代!という感じで、
私も久しぶりに毎週の大河を楽しみにしています。
真田家の話はもちろん、
上杉景勝さま役の遠藤さん。あの世捨て人的な表情もステキ。
そしてなんといっても武田勝頼さま・・・(勝頼さまロス再び)
と言う感じで、自分にしては珍しく
毎回食い入るようにテレビを見ています。
で、ふと「なぜ、人は真田信繁に惹かれるのだろう??」
と思い、一つの結論に達しました。
※なぜか写真は大河ではない・・・
しかし、その人生の大半は
「必ずしも活躍した人ではなかった」からではないでしょうか?
真田家の次男として生まれ、
長男の盛り立て役としての自分を自覚し、
人生の前半においては決して目立つ存在ではなかった。
尊敬しつつも破天荒な父親譲りの才を持ってはいたけれど
それを生かし切れなかったどころか、働き盛りの年頃には
父親共々蟄居生活を余儀なくされていた信繁。
それが最後の最後に、家康を追い詰めたその覚悟と気迫は
実に多くの人々の共感を呼んだ生き様だったわけですね。
そう、
人は「栄光の前の不幸」があってこそ、人の人生に共感するのです。
これを出版企画のプロフィールに応用すれば、
版元はもちろん、多くの読者の共感と関心を呼ぶわけです。
はじめからきらびやかな成功を遂げてきたプロフィールを見せられても
「自分とは次元が違う人なんだ」と思われたらそこまで。
そう思いません?
本の内容がどんなに良くても、実現不可能な、
いわば異次元本として封印されてしまうはず。
しかし逆に言えば
「共感を呼ぶ人生を送っている人の本は売れる」のです。
私のコンサルやセミナーでは、このプロフィール作りに力を入れていますが
それにはこうした理由があるからなのです。
みなさんもぜひ、プロフィールを書くときのヒントにしてみてくださいね。
※信長の野望・・・久しぶりにやりたくなってきました(^^;)