自分の本を出したい!その前に(準備編)
企画協力で参加させていただいた、
こちらの本。
発売から2日経ちますが、おかげさまで順調なスタートです。
ちなみに、amazonキャンペーンとかはやっておりませんが
障害者ジャンルで現在3位。
著者の岩本さんの
「必要な人に届けたい」という熱意が
版元さんや周りの人たちを動かし、
ご本人も書店めぐりなどに頑張っています。
見かけたら、ぜひお手に取ってみてください!
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というわけで、宣伝から始まってしまいましたが(笑)
「0からはじめる出版講座」
今日のお題。
自分の本を出したい!と思った時、
真っ先に考えなくてはいけないのが
「どんな自分になりたいか」ということ。
本は名刺代わりとよく言いますし、
そのせいか、会社の社長さんやコーチ業・士業・コンサルタントの方は
比較的希望される方が多いです。
でも、そういう方に多い傾向が
「テーマが決まらない」
挙句の果てには
「テーマを決めてくれたらなんでも書ける」
ということ。
で、そういう人に限って、途中で行き詰ります(笑)
ではどうしたらいいか。
まず最初にやらなければいけないことは
・本を出して、何の専門家と呼ばれたいのか
(ブランディング)
・そのために過去どのような経験を積んできたか
そしてもうひとつ。
・それを、どれだけ多くの人が望んでいるか。
キーワードだけでも、まずはざっと書き出してみることをおススメします。
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ちなみに冒頭の岩本さんは普通の会社員ですが
・過去から現在に至るまでの経験
・大人の発達障害で悩んでいる人にとって有益な情報を伝えたい
という芯が最初から一本立っていて、
その経験が多くの人に受け入れられている好例と言えるでしょう。
好例と言えば、もう一人。
子どもから成人までを対象に
「怒りをマネジメントするスキル」を身に着けるためのノウハウを伝えている
一般社団法人 日本アンガ-マネジメント協会代表・安藤俊介さん。
アンガ-マネジメントを日本に持ち込み、普及させている
第一人者として多くの著書を出し、テレビなどでもご活躍しています。
※ちなみに私もキッズアンガ-マネジメント資格を持っております(笑)
ご本人にお会いしていないのですが、
イメージカラー戦略も含め、そのブランディングは
かなり徹底していらっしゃる印象を受けます。
きっと、有能なコンサルタントがついていらっしゃるのかもしれませんね。
というわけで今日のまとめをもう一度。
・本を出して、何の専門家と呼ばれたいのか
(ブランディング)
・そのために過去どのような経験を積んできたか
・それを、どれだけ多くの人が望んでいるか。
これらは文章術よりも大事な「核」です。
時間をとって、じっくり考えてみてくださいね。
※次回はいよいよ企画書の書き方です。